黄砂アレルギー 肌荒れ [黄砂]
「黄砂アレルギー」という言葉は、
実は、間違っているようです。
というのは、
黄砂は蛋白質でも金属でもないので、
アレルギー反応を起こさないということです。
なので、病院で黄砂アレルギーの検査を
頼んでもできません。
では、
『そもそも黄砂(こうさ)とは、なんでしょう?』
黄砂と黄砂の発生地は、
中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、
モンゴルのゴビ砂漠や黄土高原などのいわゆる砂漠地帯です。
テレビでも見たことがある
この砂漠の砂が「黄砂」です。
※左:モンゴル・ゴビ砂漠/右:中国・タクラマカン砂漠。
「黄砂」というと、その砂漠の砂のことを指しているわけではなく
風に乗って飛んでくる現象を「黄砂」と呼んだりします。
※厳密には、「黄砂現象」と言ったりしますが。
黄砂は鉱物粒子も含んでいて、
風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられ
偏西風に乗って、
日本まで飛んでくるわけです。
この黄砂は、
その国の発生源地域周辺の農家や人々の生活に
ときどき重大な被害を与えまます。
※黄砂の発生源地域
また、大気中に浮遊し、
黄砂粒子を核とした雲が発生して、雨となり
地球全体の気候に影響を及ぼすほど、
地球規模の自然現象なんです。
でも、近年では
森林減少、土地の劣化、砂漠化といった
人為的影響による側面も持った
環境問題としての認識も高まっています。
※MODIS画像(2001/3/20)
アジア太平洋地域環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)の統合環境モニタリング(IEM)から得られたMODISデータの解析結果より引用。
『黄砂が肌につくことで起こる肌荒れ』
黄砂が皮膚に付くと毛穴が開きやすく、
皮脂膜の機能が低い場合、
その影響で、肌荒れを起こすこともあるようです。
また、自分の持っているアレルギーを悪化させたりすることもあるので、
花粉に次いで、やっかいな現象です。
黄砂自体が、アレルギー物質ではなく
黄砂に付着した金属や化学物質が
アレルギーの原因と言われています。
その黄砂が肌に付くと、
金属アレルギーによる神経症状や皮膚炎、
化学物質による生体炎症などを起こす恐れがあります。
症状の一例です。
・咳や鼻水やくしゃみなど、花粉症の悪化
・気管支喘息の悪化や気管支炎・肺炎の発症や憎悪
・目のかゆみや充血など、アレルギー性結膜炎の悪化
・皮膚のかゆみや湿疹、接触性皮膚炎の発症やアトピーの悪化
特に肌が弱い人には、つらい時期ですから、
肌に付かないような対策を取って、
露出した肌は、
室内に入ったらすぐに洗うようにしてください。
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