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大友克洋の衝撃 [マンガ]

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「大友克洋の衝撃」とは、いったい何事か?!

現在発売中の芸術新潮4月号(新潮社)の話だ。

「大友克洋の衝撃」と題し、60ページ以上に渡って
大友克洋の特集が組まれているのだ。

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久しぶりの興奮を覚えるその内容とは、
大友克洋独占インタビューである。

記事には、仕事場の取材レポートや
描き下ろしのSF短編などが掲載。

ロングインタビューでは
マンガの新連載を準備中であることを明かした。

このマンガ新連載発表こそが、「大友克洋の衝撃」だ。

芸術新潮4月号の記事は、4月9日から開催の
「大友克洋GENGA展」に合わせて、展示する原画の一部を撮り下ろした
「特別誌上GENGA展」から始まる。

13.jpg


あの「AKIRA」をはじめとする
代表的なイラストから、短編「犯す」の原稿が
見開きを混じえて18ページ展開。

ロングインタビューでは、大友克洋による
「大友克洋をつくったものと 大友克洋がつくったもの」
を語る。

ニューシネマやジャズに影響を受けた10代の回顧から、
作品にまつわる裏話、映像制作に挑戦した狙いなど、
大友克洋の半生とも言える骨太の内容だ。

最後に大友克洋は
「某少年誌で、初めての少年向け作品を はじめるべく、現在準備中です」と。
新連載を始めることを明言。

まさに、「大友克洋の衝撃」だ。

「ちゃんとした長期連載自体、
『AKIRA』しかやったことがないので、無謀といえば無謀なんですけど」
と語っているものの、
本格的な連載形式を目指しているようだ。

また特集内のレポート記事
「アトリエ+スタジオ訪問記」にて、
明治時代を舞台にした作品であることも判明。


昨今の日本。

景気の先行きが見えない状況が長引いてるせいか、
マンガだけでなく、映画、ドラマ、CMにいたるまで
幕末、明治、大正、昭和と
日本の歴史回帰的な作品が多くなった。

そういった社会背景をにらみつつ
「AKIRA」以来の連載マンガに再チャレンジするあたり、
流石、大友克洋! マンガ真打ち登場だ。

このところ、
上っ面の刺激系マンガが蔓延している中。

この大友克洋の新連載によって、
若いマンガ家たち、
そして
これからマンガ家を目指す
若者たちが、
マンガの醍醐味の原点を知る
いい機会になるだろう。


そのほかの特集では、
柳下毅一郎、椹木野衣、山本直樹、高寺彰彦らによる論評やエッセイ。

大友克洋の単行本化されていない初期作など、
貴重な図版が多数掲載されている。

これだけの内容は、
「大友克洋作品集・保存版」的な仕上がりだ。
芸術新潮さん、ありがとう!

日本のみならず
世界のマンガ、アニメ、SF界にたずさわる
クリエーターたちへ
大きいな衝撃を与えた大友克洋。

" Katsuhiro Otomo is Back !! "

まさに、「大友克洋の衝撃」である。



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