旭天鵬 初場所から20年、初優勝!史上最年長 [旭天鵬]
旭天鵬 初場所から20年、初優勝!史上最年長。
平成24年、大相撲夏場所で、
史上初となる平幕同士の優勝決定戦。
旭天鵬と栃煌山が千秋楽、ともに3敗を守り、
平幕同士での優勝決定戦となり、
旭天鵬が、初場所から20年で初優勝した。
※初優勝のインタビューを受ける感無量の旭天鵬。
旭天鵬の立ち会いは実に落ち着いていた。
立ち会いの瞬間、栃煌山に対し、旭天鵬の左張り手が一発。
これに瞬間、栃煌山がひるみ
前に出たが、懐の深い取り口で定評のある旭天鵬は
すかさず引き、はたき込み。一瞬で決まった。
取り急いだ栃煌山は、足がついていかなかった。
取組直後、行事の勝ち名乗り「旭天鵬〜」を受けると
一気に旭天鵬の目に涙が流れた。
初優勝の実感を感じていたことだろう。
※優勝の儀式で優勝杯を受けた後。
初の平幕同士の優勝決定戦を制し、観衆の中に立つ初優勝の旭天鵬。
優勝パレードでは、横綱からの申し出により
白鵬が先頭をはることになった。
37歳8か月での初優勝は、史上最年長記録(昭和の優勝制度になって)。
初土俵から121場所は、貴闘力の103場所(00年春)を大きく更新する。
旭天鵬は、1992年に旭鷲山、旭天山らとともに来日し
大島部屋に入門した、初のモンゴル出身力士。
旭天鵬は、白鵬をはじめ数々のモンゴル力士たちが目指す力士として
モンゴルから来日して初場所から20年の長きに渡って相撲を取り続けてきた。
旭天鵬、初優勝おめでとう!!
旭天鵬 初場所から20年、初優勝!史上最年長。